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2026.10.31

しわの種類と原因は?小じわ・表情じわ・深いしわの対処法と久留米総合美容外科のカスタマイズ治療

しわの種類と原因は?小じわ・表情じわ・深いしわの対処法と久留米総合美容外科のカスタマイズ治療
お知らせ、コラム

鏡や写真を見て、目元や口元、額の線が気になった。
笑ったときの目尻なら自然なことと思えても、真顔のときに残る線を見つけると、少し焦る方もいるかもしれません。
しわは、できる場所も深さも原因も一様ではなく、種類によって向いている対処が変わります。

この記事では、しわの種類と原因、自宅でできるケア、美容医療での選択肢、そして久留米総合美容外科のカスタマイズ治療の考え方をお伝えします。

目次

しわの種類と特徴

皮膚は、表皮、真皮、皮下組織の3層でできています。
表皮は水分を保って外の刺激を防ぎ、真皮のコラーゲンやエラスチンはハリを支えます。

しわの現れ方には、表皮の乾燥やキメの乱れ、真皮のコラーゲンやエラスチンの変化、表情筋の動き、皮膚や皮下組織のたるみなど、さまざまな要因が関係しています。

しわは、大きく小じわ(ちりめんじわ)、表情じわ、深いしわ・たるみじわの3つに整理すると分かりやすくなります。

小じわ・ちりめんじわ

肌表面にできる浅く細かい線で、「乾燥じわ」とも呼ばれます。
目の下、目尻、口元、頬などに出やすく、若い方にも見られます。
表皮の乾燥やキメの乱れが主な背景です。

表情じわ

笑う、眉を寄せる、目を見開くといった動きの繰り返しで刻まれるしわです。
目尻、眉間、額に出やすく、表情を戻しても線が残ることがあります。
筋肉の動きが関わるため、乾燥が中心の小じわとは対処の考え方が異なります。

深いしわ・たるみじわ

深いしわは、紫外線や加齢などによって皮膚の構造が変化し、溝が目立つようになった状態です。
額や口元などに見られ、表情を戻しても線が残ることがあります。

たるみじわは、皮膚や皮下組織のゆるみ、顔のボリュームの変化などが関係し、ほうれい線やマリオネットラインが代表例です。

いずれも、保湿だけでは対処しにくくなります。

実際には複数のタイプが重なることが多く、どれが主体かを見た目だけで判断するのは難しいものです。
迷うときは、診察で確認しましょう。

しわができる主な原因

乾燥

角質層は、角質細胞とその間のセラミドなどの脂質で水分を抱え、皮脂と汗の膜がそれを覆っています。
加齢や環境の影響で肌の水分保持機能が低下すると、キメが乱れ、細かな線が目立ちやすくなります。
目元や口元は皮膚が薄く皮脂も少ないため、変化が目立ちやすい場所です。

紫外線

UVBは主に表皮に作用して、日焼けやシミの原因になります。
UVAは真皮まで届き、季節を問わず、曇りの日や窓ガラス越しでも降り注いで、コラーゲンやエラスチンを少しずつ傷めます。

この蓄積は光老化と呼ばれ、加齢による変化とは分けて考えられます。

加齢と表情・生活習慣

加齢により、コラーゲンやエラスチンは量が減り、質も変わります。
一度できたしわが戻りにくくなるのはこのためです。
そこに、話す、食べる、笑うといった表情の動き、睡眠不足、洗顔やメイク落としでの摩擦が重なると、しわはさらに入りやすくなります。
皮膚や皮下組織のゆるみは、たるみじわの背景になります。

しわは、これらが重なって現れる変化です。
この点が、セルフケアと医療の使い分けにも関わってきます

しわを目立たせないためのセルフケア

紫外線対策

オーストラリアで成人903名を約4.5年追跡したランダム化比較試験では、日焼け止めを毎日使った群は、必要なときだけ使った群より、光老化の指標の進みが約24%少なかったと報告されています(文献3)。
※この結果は研究の対象や条件のもとで得られたもので、すべての方に当てはまるとは限りません。
UVA対策を示すPAの表示を確認し、帽子や日傘も併用して、冬や曇りの日も続けると安心です。

保湿と摩擦対策

洗顔後は化粧水と、乳液やクリームで保湿します。

セラミドなど水分保持に関わる成分を含む製品も選択肢です。
洗ったあとに突っ張る場合は、洗顔料や洗い方が合っていない可能性があります。
拭く、落とすときに強くこすらないことも大切です。

しわ改善成分

国内では、純粋レチノールを有効成分とし、「しわを改善する」効能が認められた医薬部外品があります。
レチノールについては、加齢に伴う皮膚の細かな線の改善を報告した研究もありますが、研究で使用された製品や対象部位はさまざまです。
配合製品を使用する際は、使用方法や注意事項を確認し、赤みや皮むけなどの刺激が気になる場合は使用を中止して医師などに相談しましょう。

セルフケアは、しわを増やさないために欠かせない一方で、深い層の変化や表情由来の線には届きにくい部分があります。

気になるしわが続く場合は、医療機関で相談することも選択肢の一つです。

しわの種類別に見る美容医療の選択肢

日本皮膚科学会雑誌の総説では、動きによるしわにはボツリヌス毒素、静止時のしわや凹みには充填剤というように、作用の異なる治療の使い分けが整理されています(文献2)。
しわの種類によって、選ぶ治療が変わると考えると分かりやすくなります。

表情じわへの注射治療

ボツリヌス毒素は、筋肉の動きをやわらげて、表情でできる線を目立ちにくくする注射です。

美容医療診療指針でも、表情じわに対して強く推奨されています(文献1)。
日本人を対象とした臨床試験でも、目尻のしわの改善が報告されています(文献5)。

効果は数か月ほどで、個人差があります。
内出血や腫れが出ることがあり、まれにまぶたが重く感じられることもあります。

深いしわ・たるみじわへの注入治療や引き締め治療

注入治療は、ヒアルロン酸などでしわの溝やくぼみを補う方法で、ほうれい線など、表情を作らなくても残る線が対象になります。
半永久タイプの注入材は、合併症のリスクから指針で推奨されていません。種類の確認が大切です(文献1)。

引き締め治療は、HIFU(高密度焦点式超音波)や高周波などの機器を用いる方法があります。
エネルギーの届く部位や作用は機器によって異なり、皮膚の引き締めやたるみの改善を目指します。
適応は、しわの原因やたるみの程度、皮膚の状態などを踏まえて判断します。

どちらが合うかは、しわの深さやたるみの程度、ダウンタイムの許容度で変わります。

小じわ・肌質に着目した治療

レーザー、高周波、ピーリング、肌育注射など、キメや肌質を整える治療があります。
肌育注射に使われるポリヌクレオチドは、まだ研究が進んでいる段階です(文献6)。

一つの治療で、すべてのしわを扱えるわけではありません。
どれが合うかは、人により、部位によって異なります。

久留米総合美容外科のカスタマイズ治療とは?

当院では「Dr.おまかせ美肌カスタマイズ治療」を行っています。
医師が画像診断などを通じて肌の状態を確認し、一人ひとりに合わせて治療を組み合わせます。
同日に3〜4種類の施術を行うのが特徴です。
コースの対象には、シミ、くすみ、毛穴、ニキビ跡などと並んで小じわが含まれ、プレミアム・VIPコースではたるみも対象です。

表情じわや深いしわについては、ボトックス注射やヒアルロン酸注射といった別のメニューも、診察のうえで必要に応じてご提案します。

カスタマイズ治療の内容、料金、主なリスクや副作用については、公式ページをご覧ください。

しわの治療を受ける前に知っておきたいこと

しわ治療は自由診療で、治療の種類によってリスクや注意点が異なります。
受ける前に、次の点を確認しておくと安心です。

効果とリスク

効果には個人差があり、しわが完全になくなるとは限りません。
効果が一時的な治療も多く、続けたい場合は繰り返しの施術が必要になります
主なリスクは、治療ごとに次のようなものがあります。

ボトックス
内出血、腫れ、頭痛、表情の違和感が出ることがあり、まれにまぶたが重く感じられます。

ヒアルロン酸注入
内出血、腫れ、しこり、左右差などが起こることがあります。
まれに、血管が詰まるなどの重い合併症が報告されています。

レーザー・高周波・HIFU
赤み、ほてり、乾燥、かさぶたが出ることがあり、まれにやけどや色素沈着が起こります。

針を使う肌育注射
内出血、腫れ、痛みのほか、ごくまれにアレルギー反応が出ることがあります。

治療を受けられない場合

妊娠中や授乳中の方は、治療によっては受けられません。
ほかにも、治療部位に皮膚炎や感染症がある、使用する薬剤にアレルギーがある、ケロイド体質である、神経や筋肉の病気がある(ボトックスの場合)、強い日焼けがある、といった場合は治療の見合わせや延期を提案されることがあります。

また、血をさらさらにする薬を飲んでいると、内出血が出やすくなることがあります。
自己判断で服薬をやめず、必ず医師にご相談ください。

診察時に伝えておきたいこと

いつ頃から、どの場所の線が気になるか。
表情を動かしたときと、そうでないときの違い。
使っているスキンケアや薬。
過去の注入・レーザーの経験。
今後の予定や、ダウンタイムの許容度。

久留米市内でのしわ治療の選び方を知りたい方は、「久留米でしわ治療ができる美容皮膚科6選」もご覧ください。

しわは、乾燥や紫外線、加齢、表情の動きなど、複数の要因が重なって現れます。
日頃から紫外線対策や保湿を続け、気になるしわの種類や肌の状態に応じて対処法を考えることが大切です。

久留米総合美容外科のカスタマイズ治療も、肌の状態に合わせた治療を検討する際の選択肢の一つです。
気になるしわがある場合は、医師の診察で相談してみてはいかがでしょうか。

参考文献

1. 大慈弥裕之ほか.美容医療診療指針(令和3年度改訂版).日本美容外科学会会報.2022;44(特別号)

2. 今泉明子. 各種のシワ治療,とくに充填材を用いた治療についてのエビデンス. 日本皮膚科学会雑誌. 2024;134(8):2067-2076.

3. Hughes MC, Williams GM, Baker P, Green AC. Sunscreen and prevention of skin aging: a randomized trial. Annals of Internal Medicine. 2013;158(11):781-790.

4. Kafi R, Kwak HS, Schumacher WE, et al. Improvement of naturally aged skin with vitamin A (retinol). Archives of Dermatology. 2007;143(5):606-612.

5. Harii K, Kawashima M, Furuyama N, Lei X, Hopfinger R, Lee E. OnabotulinumtoxinA (Botox) in the Treatment of Crow’s Feet Lines in Japanese Subjects. Aesthetic Plastic Surgery. 2017;41(5):1186-1197. doi:10.1007/s00266-017-0844-9

6. Lampridou S, Bassett S, Cavallini M, Christopoulos G. The Effectiveness of Polynucleotides in Esthetic Medicine: A Systematic Review. Journal of Cosmetic Dermatology. 2024;24(2):e16721. doi:10.1111/jocd.16721