医療脱毛の仕組みと効果|毛が抜ける理由・回数・持続期間をわかりやすく解説
「脱毛したいな」と思って調べてみても、情報が多すぎて「結局どこが良いの?」と迷ってしまうことはありませんか。
年齢や性別を問わず、脱毛に関心を持つ方は増えています。しかし、医療脱毛の仕組みを正しく理解している方は意外と少ないのが現状です。
ここでは、医療脱毛を検討する際の判断材料として、仕組みや効果について分かりやすく解説します。
「まずは基礎知識を知りたい」という方も、「すぐに相談したい」という方も、ぜひ最後までご覧ください。
1.医療脱毛とは
医療脱毛と美容脱毛の違い

医療脱毛の特徴
医療脱毛は、医療機関(クリニック)でのみ受けられる施術です。
施術者は医師または看護師が担当します。
医療機関でのみ使用が許可された高出力のレーザー機器を用いて施術を行い、毛の再生に関わる組織(毛乳頭・毛母細胞・バルジ領域)に作用し、長期的な減毛効果を目指します。
医師の管理のもと施術を行うため、万が一肌トラブルが生じた場合でも、その場で医師による診察や処置を受けられる体制が整っています。
美容脱毛の特徴
美容脱毛は、美容サロンやエステサロン、脱毛サロンなどで受けられる施術です。施術者はエステティシャンが担当します。
特殊な光を照射して毛根にダメージを与え、毛の成長を抑える方法で、医療脱毛に比べて照射出力が低いため、刺激が比較的少ないと感じる方もいます。
確実性、コストパフォーマンス、痛みの感じ方、通いやすさなど、総合的に比較して自分に合った方法を選ぶことが大切です。
「医療脱毛と美容脱毛のどちらが自分に合っているか分からない」という方は、まずはクリニックのカウンセリングで詳しくご相談ください。
医療脱毛は永久脱毛?
「医療脱毛=永久脱毛」というイメージをお持ちの方も多いかもしれません。
しかし、「永久脱毛」という言葉は、効果を医学的に定義したものであり、施術の結果を保証する表現ではありません。
米国電気脱毛協会(AEA)や米国食品医薬品局(FDA)によれば、「永久脱毛とは長期間にわたり毛の再生が抑えられた状態を指し、最終脱毛から1ヶ月後の毛の再生率が20%以下の状態を指す言葉」として定義づけられています。
つまり、長期間にわたり毛の再生が抑えられた状態を指す言葉であり、「二度と毛が生えない」という意味ではないのです。
毛の再生は、加齢による体質変化だけではなく、ホルモンバランスの変化(妊娠、出産、更年期など)、特定の病気や薬の影響(ステロイド薬の使用など)、施術時に休止期だった毛の成長によっても起こる可能性があります。
できるかぎり永久脱毛の効果を持続したい方や、よりしっかりとした効果を実感したい方は、医療レーザー脱毛を行った後にニードル脱毛を併用する方法や、脱毛コース終了後の追加(割引価格で対応するクリニックもあります)という方法もありますので、事前に確認しておくと安心です。
当院では、ご希望に応じて施術プランをご提案いたします。
まずはご相談ください。
2.毛が抜ける仕組み
毛周期とレーザー反応の仕組みについて
毛周期とはヘアサイクルとも呼ばれ、「毛が生え、成長し、自然に抜け、再び毛が生える」という一連のサイクルを指します。
このサイクルは「成長期」「退行期」「休止期」の3段階で構成され、繰り返し行われています。
医療レーザー脱毛では、毛に含まれるメラニン色素(黒色)にレーザーが反応し、熱が発生します。その熱によって発毛に関わる組織(毛乳頭、毛母細胞、バルジ領域)にダメージを与えることで、脱毛効果が得られます。
特に成長期の毛はメラニン量が多く、毛乳頭としっかり繋がっているため、最も高い脱毛効果が期待できます。
しかし、成長期の毛は全体の約20%程度しか存在しないため、複数回の施術を行い、すべての毛にアプローチする必要があります。
また、毛周期の長さは部位ごとに異なるため、脱毛が完了するまでの期間にも個人差や部位差が生じます。
医療脱毛機について
医療脱毛機は、照射方法によって「熱破壊式」と「蓄熱式」に分けられます。
熱破壊式(ショット式)
毛乳頭・毛母細胞・バルジ領域に高出力レーザーを一発ずつ照射し、発毛組織にダメージを与える方式です。
ターゲットに対して十分なエネルギーを瞬時に届けるため、太い毛や根深い毛にも対応しやすく、比較的少ない回数で変化を感じる方もいます。
照射時にやや痛みを感じる場合がありますが、冷却機能付きの機器を使用することで軽減を図ることができます。
蓄熱式
低出力のレーザーを連続照射し、主にバルジ領域を緩やかに加温してダメージを与える方式です。
照射時の刺激は比較的穏やかですが、1回あたりのエネルギーが低いため、変化を実感するまでに回数を要する場合があります。
また、低フルエンス照射では硬毛化(照射後にかえって毛が太く濃くなる現象)が起こる可能性を指摘する報告もあります。
当院では、これらの特性を踏まえ、熱破壊式の医療レーザー脱毛を採用しています。
現在、日本の医療脱毛で主に使用されているレーザーは以下の3種類です。
◆アレキサンドライトレーザー
主に熱破壊式を採用している医療脱毛レーザーです。
太く濃い毛に反応しやすく、ワキやVIOなどの脱毛に向いています。
他のレーザーと比べて、早い段階で変化を感じる方も多く、また日本人の肌との相性が良いとされています。
また、照射時に軽い美肌効果が期待できる点も特徴です。
◆ダイオードレーザー
蓄熱式(SHR)と熱破壊式(HR)の両方に対応した機種が多く、幅広い毛質に対応できます。
他のレーザーに比べて痛みが少ないと感じる方もいます。
一方で、平均的な照射レーザーの波長のため、太く、深い毛質にはアレキサンドライトレーザーやYAGレーザーの方が向いている傾向があります。
◆YAGレーザー(ヤグレーザー)
主に熱破壊式を採用している医療脱毛レーザーです。
皮膚の深部までレーザーが届くため、ヒゲやVIOなど根深い毛に高い効果が期待できます。
表皮で吸収されにくく肌質を選びにくいですが、痛みを強く感じる場合があります。
近年では、アレキサンドライトレーザーとYAGレーザーの二波長を切り替えられる機器も多く使用されています。
当院の医療脱毛機について

当院では、米国キャンデラ社製の最新医療レーザー脱毛機器GentleMax Pro Plus(ジェントルマックスプロプラス)を使用しております。
GentleMax Pro Plusの特徴
755nm(アレキサンドライトレーザー)と1064nm(ヤグレーザー)の2波長を搭載しているので、さまざまな毛質や肌質に対応が可能です。
また、スポット径(レーザーが出る口の大きさ)は26㎜と大きいため、短時間で広範囲の施術が可能です。
レーザー照射直前にマイナス26℃のガスを噴射することで皮膚を保護しつつ痛みも軽減させます。
安全性と長期減毛効果が認められた、最新の医療用レーザー脱毛機です。
当院がGentleMax Pro Plusを選ぶ理由
蓄熱式の低フルエンス照射では、産毛や細い毛に照射した際に、かえって毛が太く濃くなる硬毛化という現象が起こるリスクが指摘されています。
GentleMax Pro Plusは、アレキサンドライトレーザーとヤグレーザーの2波長を使い分けることで、硬毛化のリスクを抑えながら、濃く太い毛から産毛まで幅広い毛質に対応できます。
また、施術後比較的早い段階で毛が抜け落ち、効果を実感しやすい傾向があります。
3.医療脱毛の効果について
効果と回数のめやす
医療脱毛は、複数回施術を受けることで、より効果を実感しやすくなります。
あくまで一般的な回数別の目安は以下の通りです。
1~3回程度
毛が自然に抜け落ちる変化や、全体的に細くなったと感じる方が多いです。
4~6回程度
毛量が減り、自己処理が楽になったと感じる方が多いです。
7~10回以上
産毛も含めて、自己処理の頻度がかなり減ったと感じる方が多いです。
部位による効果の違い
同じ人でも、部位によって毛の太さ、濃さ、毛周期が異なるため、効果の出方に差が生じます。
効果を実感しやすい部位
ワキ、VIO、すね毛などは、太く濃い毛が多く、メラニン色素が豊富なため、レーザーが反応しやすく、早い段階で変化を感じやすい部位です。
腕や脚も毛がしっかりしているため、比較的早い段階で効果を実感される方が多い傾向にあります。
効果を実感しにくい部位
顔、背中、産毛全般は、毛が細くメラニン量が少ないため、効果を実感するまでに時間がかかることがあります。
これらの部位には、YAGレーザーの使用や、回数を増やすことで対応する場合があります。
効果が出にくい人・注意が必要なケース
医療脱毛は、条件によって効果が出にくい場合があります。
毛質
白髪や金髪など明るい色の毛は、メラニンが少ないためレーザーが反応しにくく、効果が出にくいことがあります。
産毛や細い毛もメラニン量が少ないため、効果を実感するまでに回数がかかる場合があります。
肌質
色黒の肌や日焼けした肌は、レーザーが肌表面に反応しやすくなるため、出力を下げる必要があり、効果が弱くなることがあります。
ただし、YAGレーザーで対応可能なケースもあります。
敏感肌やアトピー肌の方は、肌状態によっては施術を見送る場合があります。医師の診察のもと慎重に判断いたします。
その他の注意点
※妊娠中や授乳中の方は施術をお受けいただけません。
※光過敏症の方は注意が必要です。
※特定の薬を服用中の方は、必ず事前に申告してください。
効果や回数には個人差があるため、まずは診察を受けていただくことをおすすめします。
自分に合ったクリニックの見つけ方
医療脱毛は、クリニック選びも重要です。以下のポイントを参考に、ご自身に合ったクリニックを見つけましょう。
料金
月額料金だけでなく、コース完了までの総額で判断しましょう。
麻酔代やキャンセル料、再診料などの追加費用も事前に確認しておくと安心です。
脱毛器の種類と相性
使用している脱毛機が、自分の毛質や肌質、脱毛したい部位に合っているかを確認しましょう。
例えば、剛毛が気になる方はアレキサンドライトレーザー、根深い毛や日焼け肌が気になる方はYAGレーザーなど、目的に応じた機器を採用しているクリニックを選ぶと良いでしょう。
複数の波長を切り替えられる機器であれば、幅広い毛質・部位に対応しやすくなります。
通いやすさと予約の取りやすさ
自宅や職場からのアクセス、診療時間や営業時間、予約の取りやすさ、駐車場の有無などを確認しましょう。
医療脱毛は複数回通院が必要なため、継続しやすい環境が重要です。
診察・カウンセリングの質について
医師が直接診察するか、リスクやデメリットも説明してくれるか、無理な勧誘がないか、質問に丁寧に答えてくれるかなどを確認しましょう。
アフターフォロー体制について
肌トラブル時の対応、照射漏れへの対応、コース終了後のサポートなどを確認しておくと安心です。
これらのポイントを踏まえたうえで、実際に診察を受け、医師の説明を聞いたうえで判断することが大切です。
久留米総合美容外科では、脱毛の可否や適した施術方法について、医師が診察のうえでご説明しています。
4.久留米総合美容外科の医療脱毛の診療体制について
久留米総合美容外科では、不安や疑問を解消したうえで施術を検討できるよう、以下のような診療体制を整えています。
まず、開業以来の診療経験をもとに丁寧に診察を行い、肌質や毛質を確認したうえで施術を進めています。
また、複数のレーザー機器を用意し、部位や毛質に応じた無理のない施術計画をご提案しています。
部分脱毛のパーツ設定が細かく、気になる部位だけを相談したい方にも対応可能です。
通いやすさも重要なポイントですが、西鉄花畑駅直結で通いやすい立地にあり、お仕事帰りやお買い物ついでに無理なく継続しやすい環境が整っています。
施術回数や期間、費用についても、事前に説明を受けたうえで検討できるため、納得して医療脱毛を始めていただけるよう務めております。
久留米周辺で医療脱毛を検討している場合はぜひ一度ご相談ください。
5.さいごに
医療脱毛は、効果の出方や必要な回数に個人差がある医療行為です。
そのため、施術を検討する際は、事前にカウンセリングを受け、自分の肌質や毛質、生活スタイルに合った方法かどうかを確認することが大切です。
久留米で医療脱毛を検討している方は、料金や回数だけでなく、診察体制や通いやすさ、使用している脱毛機なども含めて比較してみると、納得のいく選択につながりやすくなります。
まずは無理に決めず、相談から始めてみることで、自分に合った医療脱毛かどうかを見極めていきましょう。
※医療脱毛は自由診療(保険外診療)です。
※使用機器:GentleMax Pro Plus(医療機器承認番号:30400BZX00038000)
※治療回数や効果には個人差があります。
※副作用・リスクとして、照射部位の赤み、腫れ、毛嚢炎(ニキビのような症状)、一時的な乾燥、稀に火傷や増毛化・硬毛化が起こる可能性があります。