シワの原因は紫外線?シミも招く「光老化」の仕組みと今日からできるUV対策
鏡を見て「シワが増えた気がする」と感じたとき、多くの方は「年齢のせい」と考えがちです。
しかし、シワの原因は加齢だけではありません。
実は、日常的に浴びている紫外線が、シワの発生と深く関わっていることが分かっています。しかもこのダメージは、シミの原因にもなっています。
この記事では、紫外線がシワを作るメカニズムや、シミとの関係、そして今日から実践できる予防法まで、久留米総合美容外科が分かりやすく解説します。
目次
1.シワの原因は紫外線だけじゃない?「光老化」とは
2.紫外線がシワを作るメカニズム
3.シワだけじゃない!紫外線はシミの原因にもなる
4.紫外線は一年中降り注いでいる
5.シワ・シミを防ぐために今日からできる紫外線対策
6できてしまったシワ・シミは美容医療で改善を目指せる
1. シワの原因は紫外線だけじゃない?「光老化」とは
加齢による肌老化との違い
年齢を重ねると、肌の新陳代謝(ターンオーバー)が緩やかになり、水分保持力や弾力を保つ力が徐々に低下していきます。
これは誰にでも起こる自然な変化で、「自然老化」と呼ばれています。
紫外線が肌老化に与える影響
一方で、紫外線を浴び続けることによって生じる肌老化は「光老化」と呼ばれ、自然老化とは区別されています。
肌の老化には紫外線による光老化が大きく関与していると考えられており、日焼け止めなどの対策をしていない部位ほど、シワやたるみが目立ちやすい傾向があります。
つまりシワは、「年齢のせい」だけでなく「これまで浴びてきた紫外線の蓄積」でもあるのです。
シワは主に3つのタイプに分けられる
シワと一口にいっても、その現れ方は一様ではありません。
大きく分けると、笑顔や表情の動きによってできる「表情じわ」、乾燥によって肌表面に現れる「小じわ」、加齢や光老化によって真皮のコラーゲンやエラスチンが減少し、肌のハリが失われることで生じる「たるみじわ」の3種類があります。
原因が異なれば適したケア・治療法も異なるため、まずは自分のシワがどのタイプに近いかを知ることが対策の第一歩です。
2. 紫外線がシワを作るメカニズム
UVAが真皮まで届く理由
紫外線には主にUVAとUVBの2種類があります。
UVBは肌表面に炎症(日焼け)を起こす一方、UVAは波長が長く肌の奥にある真皮層まで届く性質を持っています。UVAは雲や窓ガラスも通過しやすいため、意識しないうちに浴び続けてしまいやすい紫外線です。
コラーゲン・エラスチンへのダメージ
真皮まで届いたUVAは、ハリや弾力を支えるコラーゲンやエラスチンといった線維に直接ダメージを与えます。
これらの線維が変性・減少すると、肌を支える「土台」が弱くなり、ハリや弾力が失われていきます。
その結果として現れるのが、シワやたるみです。
繰り返す紫外線ダメージが蓄積する
紫外線によるダメージは、一度浴びただけで大きなシワになるわけではありません。
日々の小さなダメージが長年にわたって積み重なることで、徐々に深いシワへと進行していきます。
だからこそ、「今日の紫外線対策」の積み重ねが、将来のシワ予防につながります。
3. シワだけじゃない!紫外線はシミの原因にもなる

UVAとUVBの違い
前章で触れた通り、紫外線にはUVAとUVBがあります。
UVBは肌の表面に強い炎症を起こしやすく、UVAはより深く、じわじわとダメージを蓄積させる性質があります。
この2種類の紫外線が、シワだけでなくシミの原因にもなっています。
メラニンが増えてシミになる
紫外線を浴びると、肌はダメージから細胞を守るためにメラニン色素を生成します。
本来メラニンはターンオーバーによって排出されますが、紫外線ダメージが繰り返されたり、ターンオーバーが乱れたりすると、メラニンが排出しきれずに蓄積し、「シミ」として肌に残ってしまいます。
シミとシワは「光老化」のサイン
このように、シミもシワも、根本をたどれば「同じ紫外線ダメージ」から生まれています。
ダメージを受けた場所や肌の反応の仕方によって、メラニンの蓄積として表れるか、コラーゲン・エラスチンの損傷として表れるかが分かれるだけなのです。
つまりシミとシワは、どちらも肌に蓄積した光老化のサインだといえます。
4. 紫外線は一年中降り注いでいる
曇りの日や冬でも油断できない
「日差しが強い夏だけ対策すればいい」と思われがちですが、これは大きな誤解です。
紫外線は季節を問わず一年中降り注いでおり、曇りの日であっても晴天時の8〜9割程度の紫外線量が地上に届くとされています。
冬場も紫外線量は減るものの、ゼロになるわけではありません。
室内や車内でもUVAは届く
さらに厄介なのが、UVAは窓ガラスを通過する性質を持つという点です。車の運転中や、室内でデスクワークをしている時間帯であっても、窓際にいる限りUVAの影響を受け続けています。「外に出ていないから安心」ではなく、室内にいる時間帯のケアも見直す必要があります。
紫外線量が多い時間帯
一日のうちでは、おおよそ10時から14時ごろにかけて紫外線量がピークを迎えるといわれています。この時間帯の外出時には、特に意識的な対策を心がけることをおすすめします。
5. シワ・シミを防ぐために今日からできる紫外線対策
日焼け止めの選び方(SPF・PA)
シワ・シミ予防の基本は、やはり日焼け止めです。
UVBを防ぐ指標であるSPFと、UVAを防ぐ指標であるPAの両方を意識して選びましょう。
日常生活であればSPF30程度・PA+++前後、屋外レジャーなど紫外線量が多い状況ではSPF50・PA++++クラスが目安です。
塗り方・塗り直しのポイント
日焼け止めは、塗る量が少ないと本来の効果を発揮できません。
適量をムラなく塗ることが大切です。
また、汗や皮脂、衣類との摩擦によって効果は徐々に薄れていくため、数時間おきの塗り直しも意識しましょう。
帽子・日傘などを組み合わせる
日焼け止めだけに頼らず、つばの広い帽子や日傘、UVカット機能のあるサングラスなどを併用することで、紫外線を浴びる量そのものを減らすことができます。
紫外線量が多い時間帯の外出時には、こうした物理的な対策を組み合わせることをおすすめします。
6. できてしまったシワ・シミは美容医療で改善を目指せる
日々のUV対策は、これから先のシワ・シミを「作らせない」ために重要です。一方で、すでに気になっているシワやシミについては、美容医療によるアプローチも選択肢のひとつです。
久留米総合美容外科では、シワを表面的に隠すのではなく、肌そのものの状態を整えることを重視し、お一人おひとりの肌状態やライフスタイルに合わせて治療プランをご提案しています。
シワ治療
シワのタイプ(表情じわ・小じわ・たるみじわ)や深さ、部位に応じて、以下のような治療法が用いられることがあります。
- ボトックス注射:表情筋の動きを抑えることで、表情じわの改善を図る治療です
- ヒアルロン酸注入:皮膚の下にヒアルロン酸を注入し、たるみじわなどのボリューム不足を補う治療です
- ジャルプロ:肌にアミノ酸やペプチドなどの有効成分を届け、肌本来のコラーゲン生成をサポートしながらハリや潤いの改善を目指す治療です。
- ザーフ(高周波治療):高周波(RF)の熱エネルギーで肌の引き締めとコラーゲン生成を促す治療です
- ハイフ:超音波の熱エネルギーで肌の深部に働きかけ、たるみの引き上げを図る治療です
シミ治療
シミの種類や色味に応じて、以下のような治療法が用いられることがあります。
- レーザー治療:シミの原因となるメラニンにレーザーを照射し、色素の排出を促す治療です
- IPL(光治療):光の作用によって、シミやくすみの改善を穏やかに図る治療です
- 内服薬・外用薬:トラネキサム酸やビタミンC等の内服・外用によって、メラニンの生成を抑える治療です
久留米総合美容外科へご相談ください
久留米総合美容外科では、お一人おひとりのシワやシミの原因、肌状態、ご希望に合わせて適した治療をご提案しています。
「このシワ・シミは紫外線が原因なのか、加齢によるものなのか分からない」「セルフケアで改善するのか知りたい」という方は、まずはお気軽にご相談ください。
※上記の治療は自由診療です。費用やリスク・副作用は施術ごとに異なります。詳しくは各診療ページをご確認いただくか、カウンセリング時にご説明します。